2021-03-01から1ヶ月間の記事一覧

5行で学ぶ天皇制(7) 〜明治〜

大日本帝国憲法のもと天皇主権になり、陸軍・海軍のトップも天皇(天皇やべえ) 明治政府は天皇の権威を持たせようと必死だった 明治天皇の軍国的な天皇のイメージを広める、「御真影」が製作されたり「天皇は天照大神の子孫である」「天皇家は古来から日本…

5行で学ぶ天皇制(6) 〜江戸・明治〜

徳川光圀は下記の理由から、日本の歴史を改めて研究、『大日本史』を編集しようとした(のちの「水戸学」) 「内憂外患(国内外での政治的動揺)」があったため、国家としての一体性を高めるために、日本人の歴史と思想を研究する必要がある 武家による統治…

5行で学ぶ天皇制(5) 〜中世・近世2〜

鎌倉幕府によって朝廷の力に匹敵する権力が現れたけど、さらに天皇家の内部も混乱して分裂した(結局、天皇家は「北朝」「南朝」に分裂しちゃった) 鎌倉時代後期には後醍醐天皇が即位し、力を落としていた鎌倉幕府を倒し再び天皇家が日本を統治した 当時、…

5行で学ぶ天皇制(4) 〜中世・近世〜

9世紀ごろから、天皇を中心とする日本国家の影響力が弱り、その他の地域で新たな権力が台頭した。 特に10世紀には平将門が天皇の権力に反抗する乱をしたり、「新皇」を勝手に名乗って、岩井(茨城県)に国家を樹立したりした(すぐに討伐されたけど) 12世紀…

5行で学ぶ天皇制(3) 〜古代2〜

6世紀頃、中国大陸の律令制度や仏教の影響を受け、制度的な国家として変質するとともに、「天皇」という称号が生まれる この頃の天皇は絶対的な権力を持っておらず、太政官という政治トップの官庁や貴族が権力を持った しかし、天皇をトップとした強い制度的…

5行で学ぶ天皇制(2) 〜古代〜

以下の経緯で天皇に繋がる「大王」という地位が生まれる。 古代社会では、さまざまな共同体が生まれ、その中でも強い力を持つ共同体が生まれてくる 特に3世紀には第崇神天皇と考えられる人物によって、大和朝廷が成立し、その後の国家の原型となる(諸説あり…

5行で学ぶ天皇制(1) 〜概要〜

天皇制は2世紀ごろ、神武天皇を始まりとして2千年の歴史があり、天皇は二千年の間、様々な役割の変容を遂げてきた。 現代日本では、天皇は国の象徴であり主権はないが、かつて天皇が主権だった時代もある。 現代の天皇の仕事は、日本国憲法で定める国会の召…

5行で学ぶ富士山噴火

陸のプレートの下に沈み込んだ海のプレートからの水の働きによってマントルの一部が融けて上昇していき、マグマが形成される。 マグマは岩石で蓋がされた状態だが、地震などの影響で蓋にヒビが入り火山が噴火する。 富士山は活火山であり、歴史上100年に一度…

5行で学ぶひな祭り

古代中国の陰陽道では、1・3・5・7・9の奇数が重なる日に、お供えやお祓いをする風習があった 他には1月7日の「人日(七草がゆ)」、3月3日の「上巳(桃の節句)」、5月5日の「端午(菖蒲の節句)」、7月7日の「七夕(星祭)」、9月9日の「重陽(菊の節句)…

5行で学ぶ日本版司法取引

司法取引は、被疑者が検察官の捜査や訴追に協力することにより、被疑者の処分を有利に扱う制度 カルロスゴーン事件が最近でいうと有名 対象となる犯罪は、経済犯罪や薬物銃器犯罪のうち、死刑または無期懲役に当たらないもの 自身の減免のため虚偽の供述をす…