- 6世紀頃、中国大陸の律令制度や仏教の影響を受け、制度的な国家として変質するとともに、「天皇」という称号が生まれる
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この頃の天皇は絶対的な権力を持っておらず、太政官という政治トップの官庁や貴族が権力を持った
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しかし、天皇をトップとした強い制度的国家である律令制度が徐々に定着していったことで、9世紀ごろから天皇が他の貴族を抑えられるようになっていった。
- 例えば摂関政治(10世紀頃。藤原氏が天皇家と婚姻関係を結ぶことで権力を強め、政治の実権を握る政治)や、院政(11世紀頃。天皇より上皇が権力を持ち、上皇が実質的な君主となった)がある